浮上油回収をしているのは都市部だけ?

   2020/07/09

発展途上国は世界中の企業が工場などを作るので、大きく経済成長を遂げることが多いです。
日本もかつてはそうでしたが、大きく経済成長をする過程では色々な問題が浮かび上がってきます。
工場から排出される有害なガスや、排水は大きな社会問題になります。
日本では水質汚染や大気汚染の影響で病気になる人が増えてしまいました。
この反省を活かして、現在は環境のことを考えた取り組みを行っていて、大企業の責任も増えています。

南アフリカの水道事情

世界の水や電気、住居などのライフライン、さらにはゴミ処理や環境問題などを見ていくと色々なことが分かります。
世界にはスラム街といわれる場所が未だにたくさんあり、そこは環境が著しく悪化しています。
スラム街は国が管理していないことが多く、ゴミ収集が上手くいっていないことがほとんどです。
ゴミはそのまま放置されて異臭を放ち、動物なども劣悪な環境で病気を持ったりしています。
そのような環境でも多くの人々が暮らしていて、当たり前のように小さな子供を育ててます。
南アフリカなどの発展途上の国々にも様々な問題に直面しています。
一番大きな問題は環境の悪さです。
水は汚染されたものを使用していて、料理も洗濯も汚れた水で行ってます。
水質改善をする施設の数が圧倒的に足りていないのが現状で、医療もまったく追いついていないです。
日本などの先進国が支援物資を送ったり、医師団などを派遣していますが、それでもまったく追いつかないのが現状です。

都市部でも普及しているかは確証が持てない

先進国には新たな問題も浮かび上がっています。
海を見てみると油のようなものが浮かんでいるのを見たことがあると思います。
これは工場などから排出された油が流れ出していたり、船のトラブルなどで流れている場合が多いです。
このようなトラブルや事故によって海に流れ出してしまった油を回収する作業を浮上油回収と呼びます。
この浮上油回収は都市部では普及していますが、地方では必要性が低いということもあって知っている人は少ないです。
海外ではほとんど浸透していないので、島国である日本ならではの技術といっても良いかもしれません。
しかし、これからの時代は海を守っていくためにもこのような海を綺麗にする技術も非常に大切になっていくことが予想できます。
水質汚染によって今まで採れていた魚や貝が採れなくなっているというニューズを一度くらいは見たことがあると思います。
後世に大切な海と漁業を伝えていくためにも一人でも多くの人が行動する必要があります。

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